幼稚園、小学校教員としての確かな教育理論やそれを実現する実践力、さらに実践結果を理論化?相対化する研究能力を身につけます。現在日本の学校教育には「いじめ」「不登校」「小一プロブレム」など、さまざまな課題が顕在化しています。本研究科で培った力をもとに、あらゆる問題に立ち向かえる教員として、社会に貢献してください。
本研究科では、幼保小連携を始めとして、他の専門職や組織との連携を推進できる教員養成を企図しています。アプローチカリキュラムやスタートカリキュラムの編成、教科担任制の推進、地域社会との連携等、教員組織の内外において他者と協同するための資質?能力を、各子ども教育学演習科目等を通じて磨いていきます。また「いじめ?不登校」、「発達障害支援」、「多文化教育」等の今日的な課題についても教育活動を計画?省察?改善し続ける力を養い、理論と実践を往還しながら自分の教育実践理論を構築できる研究能力を身に着けることで、質の高い修士論文を完成させることを目指します。
高度専門職業人としての教員を養成する本大学院の指導方法 |
高度な理論を学び、演習という形で理論を実践することで、理論と実践の連携を図っています。この往還を継続することで自ら課題を発見し、解決策を構築?実践し、その結果を理論化する能力を身につけます。
入学選抜時の「研究計画書」に基づき個別相談を行い、自らの研究テーマと進路に即した指導担当教員を決定します。決定後は研究や卒業後の将来に沿った履修と研究計画の具現化を行い、専門性を高めていきます。
大学院生の集大成は修士論文になります?主?副指導教員の2 名の指導のもと?1 年春期~秋期にかけて研究テーマを提出し??教育実践に寄与する??独自の理論?知見?発想が見られる?ことを目標に?研究?論文作成を進めます。
本大学院は、学部による総合的な学びを継承しながら、子ども教育学に基づく子どもの教育をより専門的な方向へ発展させます。
その教育課程の特徴は「理論を学ぶ場」「理論と実践を往還する場」「自分の教育実践理論を構築する場」の3つの場があることです。
これら3つの場を有機的に連携させることにより、実践力と研究能力を兼ね備えた教員を目指すことができます。
?
本学では、大学院生の研究活動を支援し、大学院の研究の充実と活性化を図るため、研究奨励金を給付します。
奨励金の給付は休学中の者を除き、毎年度申請することができ、希望者全員に支給されます。
年額 50,000円(上限)/1人
本専攻では「教育の現場において課題を発見し解決する能力」と「他教員からも信頼を得られる高度な専門性と実践力」を持った教員を養成することを念頭において、小学校教諭専修免許状と幼稚園教諭専修免許状を取得できる教育課程を編成しています。
授業科目 | 幼稚園 | 小学校 |
教育人間学特論 | ● | ● |
子ども発達特論 | ● | ● |
学習心理学特論 | ● | ● |
発達障害支援特論 | ● | ● |
子どもと家庭支援特論 | ● | ● |
学校マネージメント特論 | ● | ● |
多文化子ども教育特論 | ● | ? |
教育方法学特論 | ● | ● |
教育実践研究特論 | ? | ● |
カリキュラム開発特論 | ? | ● |
教育メディア特論 | ? | ● |
子どもの言葉特論(幼稚園) | ● | ? |
子どもの言葉特論(小学校) | ? | ● |
子どもの環境特論 | ● | ? |
子どもの数?図形概念特論 | ? | ● |
子どもの科学認識特論 | ? | ● |
子どもの造形表現特論 | ● | ? |
子どもの音楽表現特論 | ● | ? |
子どもと道徳特論 | ? | ● |
小学校授業実践演習 | ? | ● |
幼稚園教育実践演習 | ● | ? |
教材?環境開発演習 | ● | ? |
いじめ?自殺?不登校問題演習 | ? | ● |
地域連携プロジェクト演習 | ● | ● |
●は各専修免許取得のための履修例
子ども教育学基盤科目 |
教育人間学特論/子ども発達特論/学習心理学特論/発達障害支援特論/子どもと家庭支援特論/学校マネージメント特論/多文化子ども教育特論/教育方法学特論/教育実践研究特論/カリキュラム開発特論/教育メディア特論
教科?保育内容関連科目 |
子どもの言葉特論(幼稚園)/子どもの言葉特論(小学校)/子どもの環境特論/子どもの数?図形概念特論/子どもの科学認識特論/子どもの造形表現特論/子どもの音楽表現特論/子どもと道徳特論
子ども教育学演習科目 |
小学校授業実践演習/幼稚園教育実践演習/教材?環境開発演習/いじめ?自殺?不登校問題演習/地域連携プロジェクト演習
研究指導 |
教育課題研究Ⅰ/教育課題研究Ⅱ/教育課題研究Ⅲ/教育課題研究Ⅳ
修了要件 |
●本課程に2年以上在学
●【1】~【3】の専門科目24単位(必修4単位を含む)以上、【4】の6単位以上の合計30単位以上を修得し、かつ修士論文を提出して、その審査及び最終試験に合格すること
【1】「子ども教育学基盤科目(11科目?22単位)」のうちから4科目8単位以上を選択必修
【2】「教科?保育内容関連科目(5科目?10単位)」のうちから2科目4単位以上を選択必修
【3】「子ども教育学演習科目(5科目?10単位)」のうち「小学校授業実践演習(2単位)」及び「幼稚園教育実践演習(2単位)」を必修科目とし、2科目4単位以上を修得
【4】「教育課題研究Ⅰ?Ⅱ?Ⅲ?Ⅳ」(各2単位)のうちから6単位以上を必修
また、幼稚園教諭一種免許状または小学校教諭一種免許状を有する者は、専修免許状取得の必要な科目から24単位を修得することで、それぞれの専修免許状を取得することができる。
学位 |
修士(教育学)
修士論文テーマ |
新世纪娱乐-中国竞彩网¥官网平台5年度修了生
●幼児教育における子どもの主体性理解の検討
-保育のプロセスの質向上にむけて-
新世纪娱乐-中国竞彩网¥官网平台4年度修了生
●外国人幼児が所属する園と家庭との連携のデジタル化
-日本における中国人の保護者に着目して-
●小学校道徳科の検定教科書における教材分析
-情報モラル概念を用いて-
新世纪娱乐-中国竞彩网¥官网平台3年度修了生
●同僚性が保育の質に与える影響
●複式学級の現状と今後の在り方に関する研究
新世纪娱乐-中国竞彩网¥官网平台元年度修了生
●消滅可能性都市の持続可能性に向けた地域事業のありかた
●小学校におけるプログラミング教育に関する授業実践の分析と今後の課題
-プログラミング的思考に着目して-
平成30年度修了生
● アメリカのヒーローで見る個人から集団形成の在り方
-MARVEL 映画作品の人間関係を中心に日米比較をして考える-
平成29年度修了生
● 小学校国語科図書教材(ワークテスト)の現状と課題
-物語文のこれからのワークテスト作成を目指して-
● 実験経験の有無が理科学習の意識に及ぼす影響
-地学分野の土地のつくりと変化を事例として-
平成28年度修了生
●妊婦への思いやり行動に関連する要因の検討
子ども教育学研究科では「新世纪娱乐-中国竞彩网¥官网平台の日本型教育」を担うミドルリーダーとしての高度な教員養成を目指しています。具体的にはグローバル化?ICT化社会に求められる子どもの資質?能力への対応、障害を持った児童?外国人児童等への指導の充実、いじめ?不登校の防止等、今日的な課題を各教育学基盤科目?教育学演習科目を通じて学び、実践力と研究能力を磨いていきます。チーム?ティーチング方式の演習科目等において、教員と院生が協同して一つの課題に取り組み、教職員集団の一員としての課題解決能力を身に着けていくことも大きな特色の1つです。
皆さんが時代の要請に応える教師として活躍するために、共に学べることを教員一同楽しみにしています。
将来期待される活躍分野と就職活動の支援について紹介します。
教育関係 「教育の現場において課題を発見し解決する能力」と「他教員からも信頼を得られる高度な専門性と実践力」を持った教員を養成することを念頭において、幼稚園教諭専修免許状、小学校教諭専修免許状を取得できる教育課程を編成しています。 |
保育関係 子どもに関する高度な知識と実践能力を持った人材として保育及び福祉分野において、指導的役割を果たすことも期待されます。第一期生は公立保育所に就職しています。 |
大学院において、新世纪娱乐-中国竞彩网¥官网平台6年度修士論文中間報告会を開... 続きを読む
大学院において、新世纪娱乐-中国竞彩网¥官网平台5年度 修士論文中間報告会?... 続きを読む
大学院において、新世纪娱乐-中国竞彩网¥官网平台4年度 第2回修士論文中間報... 続きを読む
大学院において、新世纪娱乐-中国竞彩网¥官网平台4年度修士論文中間報告会等を... 続きを読む
大学院各研究科において、新世纪娱乐-中国竞彩网¥官网平台3年度の学位論文発表... 続きを読む
新世纪娱乐-中国竞彩网¥官网平台3年度 修士論文中間報告会が開催されました。... 続きを読む